こんにちわ~!今回は、昭和中期、1960年・昭和35年1月の「東急・池上線・御嶽山駅」です。1月ですから未だ大学に在籍中で、買ったばかりの「オリンパスペン」を持って何処かへ行ったようです。
私は朝の7時30分を過ぎたころ、東急池上線・御嶽山駅にやって来ました。お天気は、生憎だったようで、白黒の写真のコントラストは低く、ハイコントラストの絵が好きな、私むきではないのですが、贅沢は言えません。
■■■ 御嶽山駅(2)1960年 ■■■
(1)蒲田からデハ3450×2+クハ3770の五反田行が到着。ホームのこの部分の下は、国鉄の貨物線「品鶴線」の線路で、割と頻繁に貨物列車の通過が見られました。ご存じの様に、現在は新幹線、横須賀線、湘南新宿ライン。
(2)「サラリーマンがスポーツ紙を持って通勤」は当時の、まあ、普通のスタイル。
(3)五反田行の電車が出て行くと、構内踏切の遮断機が上がります。右端の架線柱の向こう側に、「踏切番の小屋」・・・と、まあ、一般人は言ってましたが・・・があり、向こうの公道踏切の遮断機、こっちの構内踏切の遮断機を操作して居ました。勿論、手動でした。
(4)蒲田行のデハ3200+サハ3100+デハ3200が来ました。まん丸・球形の電灯器具が素敵ですが、現在は屋根は、このままですが、電燈器具は替えられて居ます。
(5)3200形の顔をクロースアップしてみました。深い屋根の川崎造船所スタイルで、デハ3150という仲間も居ました。
(6)上の編成のサハ3100の部分です。サラリーマン諸君、なんとか間に合って、電車は発車と言う場面です。
(7)(6)の電灯器具をクロースアップしてみました。時計は7時35分。
(8)ホームの下は国鉄の貨物線の品鶴線なのですが、如何にも昭和って言う、ガードの緩い眺めです。機関車はEF13のようです。
(9)(8)の機関車部分の拡大です。ほぼ間違いなくEF13と思うんですが、如何でしょう?
あと二か月一寸で、この駅を通勤に使うサラリーマンのお仲間になる私、この後は、何処かへ出掛けたのでしょうか?それとも、家に戻ったのでしょうか?その辺は良く分かりません。
では、また次回、お目に掛かりましょう。